接続部の酸化の問題


非常に参考になるメールが佐藤さんから届きました。
掲載の許可がいただけましたので、ここに紹介させていただきます。

ケーブルは確かに音を変えます。
いい音楽を演奏するケーブルもあれば、悪いただの音にするケーブルもあります。
それぞれのよしあしはここでは言いません。

それよりもっと注意して欲しい基本的なことがあります。
たいていのスピーカーケーブルは表面が酸化されやすく、それによってできた酸化膜がケーブルの材質よりも音楽に決定的な影響を与える場合が多いことです。
試しにどんなケーブルでも結構です。
つないですぐの音を覚えておいて30分休んでから、もう一度聴いてみて下さい。
つないだときの興奮が残っていて多少だまされやすいとは思いますが、なるべく冷静になってみて下さい。
最初につないだときの音はまずでてきません。
つないで1週間もたったケーブルでは、もはや音の差を聞き取るのは困難なほど、酸化膜の音が支配的になっています。

解決策としては金メッキのリードをつなぐ方法がありますが、これだと接続部が2つ以上増え、音楽性の向上は大変に難しいです。

私の場合は、酸化膜は避けられないとした上で、酸化膜の存在を前提に設計してあるスピーカー、アンプを使っています。
もし、酸化膜の存在を越えられるコードをご存じでしたら、ぜひ教えて下さい。

酸化のことを簡単に説明しておきますと、10円玉で、新しく光っているのが酸化していない状態、茶色になって古いものが酸化している状態です。
ケーブルも銅線の束ですから、酸化してしまうのです。
酸化すると、銅線の表面に「酸化膜」というものが出来てしまうので、電流の流れが悪くなるのです。したがって音質の低下につながります。

この記事は佐藤さんに提供していただきました。

Audio FAN