JBL4344改造記録 第二弾


さてさてJBL4344改造第二弾です。

第一弾で各ユニットにターミナルから個別にGNDと信号を供給した事が大変良い結果をもたらしてくれたので、この方法で各ユニット用のネットワークを木の板の上に組み上げます。
ここでさらに以下の項目をチャレンジしました。

1.WH用の配線をベルデンのSTUDIO718にします。
2.MF用とHF用の配線をACRROTECXX1200にします。

上記の線材は、数種類の線材を買って来てその中から低域がいいもの高域がいいものを選び、さらに線の方向を視聴によって決めます。
(SPケーブルに限らず、PINJにも方向があります。デジタルのコアキシャル、オプティカルも同じです。)

ここからが本番です。

パーツと回路構成はオリジナルのものを使用しますので、元の基板からはずします。セメント抵抗は、ぼろぼろなのでこの際全て20W品を新品に変えます。

次にコンデンサですが、オリジナルのものもフィルムコンだったので、とりあえずそのまま使うことに(ところが!ホットメルトからコンデンサを剥がすときにベリッとフィルムまではがしてしまいMF用は手元にあったMKTを使うことにしました)。

次はLですが、ちゃちなコネクタを使っているので、直付けにします。このとき、端子に半田付けしてある部分もはずし、Lの巻き線に付いた鉛もサンドペーパできれいに取ります(これはCも同じです)。
そして、ラジデパで買ってきた銅無垢のパイプを1Cm程度にカットしたもので、線材とかしめて板の上にシリコンコークで接着します。*注1
最後にアッテネータを測定すると5オームと10オームの抵抗分割であることが分かり、これも20W品で構成します。HFとUHFは、ネットワークの作成が間に合わなかったので、基板上に半田付けです。(半田付けは全て例の無鉛銀半田です:むーぱぱさんのおすすめ)

さてさていよいよ視聴です。

結果:

ここで思わぬ事件が・・・・・
なんと2122H(MF)が歪んでいる!エッジの張り方が悪くてボイスコイルとマグネットが接触していたのです。>>エッジの張り替え。
で、やっとこ音が出ました。
こもり気味だった中域がすっきりして、リトナーのギターがきれいに聞こえます。高域も第一弾より抜けがよくなり、ロッシーニの弦がどうやら満足できるものになって来ました。
しかし、モーツァルトのピアノがいまいちなのと、中高域が改善された分またしても低域がもの足りません。そこでオイヤデの6N18番線をWHに半田付けしてバイワイヤリングするとぐっとよくなってきました。
6Nのワイヤーについては賛否両論ありますが、半田付けしてしまうと経年変化はほとんど無いと思われますし、AMPやその他の機器の電源まわりのパターンに這わせると、コスト以上のメリットがあります。
これ以上を望むなら、YECのリボンコイル(LALAKUさんのおすすめ)にして直流抵抗をへらすしかなさそうです。

これで第2弾は終わりです。

続いて第3弾はHFとUHFのネットワークを個別に組んでみます。

注1:
接着剤は理想的には、磁性体やカーボンを含まないSONYのSC601(シリコン系)等が理想ですが、めったに市販されていないのでやむなくシリコンコークを使うことに。これは金属部にはあまりお勧めできません。
どなたか、良い接着剤をご存じの方は教えて下さい。

この記事はPROSTさんに提供していただきました。

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