JBL4344改造記録 第一弾


目的:バランスの悪さ(低域が貧弱)と高域のおげひんを改善する

1.4344をあけて内部を見たときに真っ先に目に付くのがその配線の細さです。22番線を使っていますので、糸のように見えます。

2.次に驚くのがネットワークをプリント基板上に作っていることとアッテネータまで細く長い線材が延びていることです。

3.ついでに、プッシュ式のターミナル、これでは太い線をしっかり接続できません。

4.さらに回路を追いかけて行くと、マルチドライブ用に貧弱なセレクタを通ってGNDや信号線が各ユニットのネットワークに供給されている点です。(HF、UHF用のネットワークは2階建ての2階部分にあり、WH、MFのネットワークを通過した後、コネクタで供給されます。)

改造第一弾:

まずは、最大の悩みである低域の貧弱さをなんとかするべく、マルチドライブ用セレクタをパスして、ターミナルからそれぞれのユニットのネットワークに直接太い線で信号を供給しました。(一点アースの考え方です)このとき、半田付けは使わず、銅のラグとスリーブでかしめて配線しました。
この時、片方のスピーカはリファレンスにとっておきます。自分の目指している方向を見失わないためです。
第一弾は、とりあえず自分の目指す低域改善の方向性が正しいかどうかの確認ですので、アッテネータはそのまま残してありますし、MFからUHFの細い線はそのままです。

結果:

見事に改造が功を奏して、低域が(今まで出なかった重低音)しっかりしているではありませんか!おまけに、それぞれのユニットのネットワークに直接太い線で信号を供給したので、各ユニット(特に二階建てのHFとUHFは遠路はるばる配線されていた)間の影響が無くなり、中域、高域、共に改善されています。
ノーマルで残したものと取り替えて聴き比べると、びっくりするほど違います。回路を間違えたかと思って確認しますが合っています。全体に音圧が上がっている様に聞こえるのです。
これで、向かっている方向が間違っていないことを確信して、更に、アッテネータをはずし、プリント基板の廃止へとエスカレートしていくことに決まりです。

第2弾はWHとMFのネットワークを個別に板の上に組んだものを紹介します。

この記事はPROSTさんに提供していただきました。

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