湿度とオーディオ


昨年購入したオーディオ用の機材で、特に印象深いのは除湿機です。

私の部屋は木造アパートの8畳のワンルームで、しばらく雨が続くと湿度が70〜80%になってしまいます。晴れた日は窓を全開にして55〜60%になります。エアコンには名ばかりのドライモードが付いていますが全く役に立ちません。

以前LS3/5Aを使っていた時、湿度の違いによる音質の違いに気付きました。湿度が高いとスピード感に影響が出ます。音がもやもやしてしまってパーンと前に飛んできません。低音が鈍くなり解像度が落ちます。やはり水分量の関係からか特に夏が問題です。

3/5Aはエンクロージャーが木で出来ていて、かつエンクロージャーをかなり鳴らす設計です。エンクロージャーの湿気が原因ならと、音を出さない時にはスピーカーをビニール袋で覆い、中に押し入れ用除湿剤(水取りぞうさん等)を入れて置く方法なども検討しました。

その後、一時期セレッションのSL700を使っていました。こちらのエンクロージャーはアルミ製で湿気を吸わず、湿度に影響されません。ところが3/5A程ではありませんがやはり音に差があります。どうやら原因は部屋にもあったようです。

除湿機はディスカウントストアで3〜4万円でした。私の部屋の場合、外出時につけっぱなしにして、夏の室温が高いときは58〜62%になります。もう雨を恨むことはなくなりました。

先日、TVのお宝鑑定番組で笙用の火鉢の話が出てきました。笙は演奏の前に必ず火鉢を使って乾燥させるのだそうです。レコード演奏でも乾燥は大切なようです。

この記事は高野昌樹さんに提供していただきました。

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