金をかけないで良い音を聞く
その一、システムアップの考え方


今までミニコンを聴いてきたが、いかにもな音でいやになってきた。だけど、コンポを組むには金があんまり無い。じゃ、どうするか。ということで、ここではいかに安く良い音のシステムを組み立てるか考えてみます。

まず、がんばってアルバイトします。これは仕方がありませんね。それで何とか10万円なり15万円なり貯めたとします。ここからが大変なのですね。この資金でいかに良い音を聞くかです。

まず、ひとつの考え方に比重割というのがあります。SP:アンプ:CDで4:3:3の割合でお金を配分するというものです。SPに6万円、アンプとCDに4万5千円づつかけるというもので(資金15万円の場合)、確かにそれなりのバランスに仕上がると思います。実際の組み合わせでは、

 
CDプレーヤー

デンオン

DCD-715 39,800円
アンプ

デンオン

PMA-390/II  39,800円
スピーカー B&W DM602 60,000円/ペア
  テクニクス SB-M300

66,000円/ペア

こんな感じになってしまいます。
まあ、全体にそれなりの実力を持ったコンポーネントになりますし、音的にもミニコンとはまるで次元の違うものになります。

これはこれで良いとは思いますが、ミニコンからステップアップしてきたあなたです。更に良い音にしたくなるのは目にみえています。で、この組み合わせからステップアップしようと思うと、全部を買い変えなくてはならなくなります。15万円は無駄になってしまいます。それでは悲しいですね。

ということで、私は、一点豪華主義を勧めます。予算が限られていればいるほど、ステップアップを見越して買い物をしたら良いと思うのです。たとえばどうするか。
私は近頃、アンプやCDは音の質を決めて、SPは音の色を決める、というふうに考えています。ですから、まずアンプにお金をかけたら良いと思います。
CDにフィリップスのポータブル6826/06を使って、SPは自作でフォステクスのFE164。そうすれば、11万円台のアンプが買えるわけです。
A-927,TA-FA50ES,VA-80ES,PM-88aSE,AU-α607MR,A-05,PMA-2000-N,こういった実力のあるコンポが選べるわけですね。そして、中古まで手を伸ばしてみると、20万円台の物まで入ってくるわけですね。
アンプさえ良ければ、フルレンジのSPであっても、かなりの音でなってくれます。
逆に、SPやCDにお金をかけたとしても、また面白いシステムになると思います。
こういったシステムを、色々いじって勉強しながら、次のステップを狙うのが、オーディオ本来の楽しみかただと思うのですが、いかがでしょうか?

この記事はむーぱぱさんに提供していただきました。

Audio FAN