スピーカーの配置と部屋の環境


オーディオで一番苦労するのは、スピーカーの設置です。
少し角度を変えるだけで音が変わってしまうので、私でも決まるまでかなりの日数をかけます。

さて、経験者ならともかく、「オーディオは知らないよ」という人はかなり無理のあるスピーカー配置をしている場合が多いのではないでしょうか。
場所がないという方も多くいらっしゃるでしょうが、是非スピーカー同士を水平に設置して下さい。
私の知っている例では、片方がたんすの上、もう片方がカラーボックスの上という、オーディオマニアが聞くとぶっ飛びそうな配置がありました。

教訓 スピーカーは水平に!

次に行うのはスピーカーの位置と自分の聴く場所を結ぶ線を、二等辺三角形にすることです。
図1をみてください。これは部屋の短辺をXとしたときの各距離を示したものです。
灰色の部分が理想的な聴取位置ですが、あくまでこれは目安ですし、場合によって変わることも考えられますから、どんな感じかをつかんで下さい。

教訓 基本は二等辺三角形!

ここで注意するのは、スピーカーと壁の距離が近すぎると低音が反響して低音部の音量が増す事です。
逆にこれを利用して低音部を増強するテクニックもあります。
ただ、基本は壁との距離をある程度あけることです。
あけられないときは、壁に布をはったりして吸音させる手もあります。
また、オーディオラックの上にスピーカーを置くのはなるべく避けましょう。
置かなくてはならない時は、インシュレーター(ゴム板等)をスピーカーの下に敷いて、ラックに振動を伝えない工夫をする必要があります。

教訓 壁とスピーカーは距離を開ける!

オーディオの音を良くするためには部屋に物を置かない方が良いのでしょうか?
答えはNOです。
例えば引越ししたばかりの、何もない部屋は声が良く通ります。
それは音を吸収するものがないので反響しやすいからです。
人並み程度の物が部屋にないといい音では聴けないでしょう。

教訓 ある程度の吸音は必要!

以上のような環境を構築すれば音が良くなるのではないでしょうか。

Audio FAN