過去ログ

                                Page     661
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   通常モードに戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫   
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ▼演奏家のオーディオ  KOBA 04/12/10(金) 8:30
   ┣適当な仮説  みっち 04/12/10(金) 13:41
   ┃  ┗Re:適当な仮説  KOBA 04/12/10(金) 22:36
   ┣Re:演奏家のオーディオ  弦堂 04/12/10(金) 23:21
   ┃  ┗Re:演奏家のオーディオ  KOBA 04/12/11(土) 4:28
   ┣Re:演奏家のオーディオ  GOU 04/12/10(金) 23:54
   ┃  ┗Re:演奏家のオーディオ  KOBA 04/12/11(土) 4:02
   ┃     ┗Re:演奏家のオーディオ  GOU 04/12/11(土) 11:17
   ┃        ┣Re:演奏家のオーディオ  KOBA 04/12/11(土) 12:57
   ┃        ┃  ┣Re:演奏家とオーディオ鑑賞  小林 04/12/12(日) 2:55
   ┃        ┃  ┃  ┗Re:演奏家とオーディオ鑑賞  KOBA 04/12/12(日) 14:49
   ┃        ┃  ┗Re:演奏家のオーディオ  GOU 04/12/13(月) 23:20
   ┃        ┗Re:演奏家のオーディオ  prof.kumakuma 04/12/12(日) 5:50
   ┣Re:演奏家のオーディオ  prof.kumakuma 04/12/12(日) 4:47
   ┃  ┗Re:演奏家のオーディオ  KOBA 04/12/12(日) 14:58
   ┃     ┗Re:演奏家のオーディオ  prof.kumakuma 04/12/12(日) 21:29
   ┃        ┗Re:演奏家のオーディオ  KOBA 04/12/12(日) 23:44
   ┃           ┗Re:(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  胡桃 04/12/13(月) 16:55
   ┣(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  先天性頓馬 04/12/12(日) 13:50
   ┃  ┣Re:(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  KOBA 04/12/12(日) 14:23
   ┃  ┗Re:(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  KOBA 04/12/12(日) 17:24
   ┃     ┗Re:(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  先天性頓馬 04/12/12(日) 19:02
   ┃        ┣Re:(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  胡桃 04/12/12(日) 19:08
   ┃        ┣Re:(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  KOBA 04/12/12(日) 23:22
   ┃        ┗Re:(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  KOBA 04/12/14(火) 17:31
   ┗Re:演奏家のオーディオ  kuri 04/12/13(月) 21:37
      ┗Re:演奏家のオーディオ  C.K 04/12/13(月) 21:51

 ───────────────────────────────────────
 ■題名 : 演奏家のオーディオ
 ■名前 : KOBA
 ■日付 : 04/12/10(金) 8:30
 -------------------------------------------------------------------------
   先日あるクラシック演奏家のお宅でオーディオを聴かせて頂きました。
正直きつい音だと感じました。
こういうことは演奏系のお宅で何回か経験しています。
こういった音は少なくとも観客席では聞こえません。
ステージでいつも近接音ばかり聴いている(聴かされている)演奏家
と我々リスナーとは、無意識に再生音に求めるものは違うところがある
ようです。
それとまずパースペクティブというのは関心をお持ちでありません。
音のチェックができれば、我々のような観客席で感じる音場感は
いらないとされているのかもしれません。

最近はあまり見かけませんが、高名な演奏家太鼓判のオーディオです
といったメーカーの広告がありましたけど、演奏家どおしで選ぶ場合は
ともかく、そのインプレはあまり参考にならないのかなと思っています。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@server12.janis.or.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : 適当な仮説  ■名前 : みっち  ■日付 : 04/12/10(金) 13:41  -------------------------------------------------------------------------
   演奏家のオーディオは、もちろん人によって違うでしょうが、傾向として、観賞用よりも自分の演奏に役立てる参考としての意味合いが強いでしょう。その場合、きつい傾向の音の方が、奏法の特徴を聞き分けられやすいし、音場などはかえって邪魔ということもあり得ます。聞く目的が違えば、求める音もまた違うということでしょうか。

また、弦楽器の場合は、次のようなことも考えられます。

『弦楽器のしくみとメンテナンス』という本を出しておられる佐々木朗さんに“佐々木ヴァイオリン製作工房だより”というサイトがあります。そのQ&Aには、新しい楽器と古い楽器の違いについて、新作は高周波帯域の成分が多く、それが耳に近いほど強く感じるということが書かれています。このため演奏者はとくに敏感で、この成分の比較的少ない古い楽器を選ぼうとする傾向にあるそうです。ところが、演奏者の耳に付くこの帯域成分は、距離を置くと大きく減衰してしまうため、ホールの客席では新作と古い楽器の違いは実はわからないということです。

高周波帯域の成分が耳に近いほど強く感じるということであれば、例え古い楽器であっても、奏者は絶えずその音を耳にしているわけで、オーディオを選ぶ基準もそういう傾向になる、という仮説が成り立つかもしれません。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)@210.169.250.93>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:適当な仮説  ■名前 : KOBA  ■日付 : 04/12/10(金) 22:36  -------------------------------------------------------------------------
   ▼みっちさん:
こんばんは 忘年会帰りです。景気が回復傾向になるのか繁華街は
賑やかです。
>『弦楽器のしくみとメンテナンス』という本を出しておられる佐々木朗さんに“佐々木ヴァイオリン製作工房だより”というサイトがあります。そのQ&Aには、新しい楽器と古い楽器の違いについて、新作は高周波帯域の成分が多く、それが耳に近いほど強く感じるということが書かれています。このため演奏者はとくに敏感で、この成分の比較的少ない古い楽器を選ぼうとする傾向にあるそうです。ところが、演奏者の耳に付くこの帯域成分は、距離を置くと大きく減衰してしまうため、ホールの客席では新作と古い楽器の違いは実はわからないということです。
>
>高周波帯域の成分が耳に近いほど強く感じるということであれば、例え古い楽器であっても、奏者は絶えずその音を耳にしているわけで、オーディオを選ぶ基準もそういう傾向になる、という仮説が成り立つかもしれません。

仰せのとおりかと思います。したがって演奏家の選ぶオーディオと
我々聴衆の求める再生音とは乖離があるのだと思います。
それだからこそ、演奏家の大家で日本酒の杜氏のようなオーディオ
ヴォイシングとしての名を馳せた人はこれまで皆無であったのも頷けます。
そのような方は今はいないとは思いますが、大家の音楽家推奨のオーデ
ィオとの文句にはちょっと疑問を持たないといけないのかと感じました
ps
私もずっとドラムをやり続けていたら今以上に耳がやられていたのかも
しれません。あれほど近い位置で弦楽器すら日常耳にしていれば、高域
の耳の劣化も早いのだろうと思います。ヴァイオリンなど近接では聴く
に耐えないきつい音がしています。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@server12.janis.or.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家のオーディオ  ■名前 : 弦堂  ■日付 : 04/12/10(金) 23:21  -------------------------------------------------------------------------
   ▼KOBAさん:
>先日あるクラシック演奏家のお宅でオーディオを聴かせて頂きました。
>正直きつい音だと感じました。
>こういうことは演奏系のお宅で何回か経験しています。
>こういった音は少なくとも観客席では聞こえません。
>ステージでいつも近接音ばかり聴いている(聴かされている)演奏家
>と我々リスナーとは、無意識に再生音に求めるものは違うところがある
>ようです。
>それとまずパースペクティブというのは関心をお持ちでありません。
>音のチェックができれば、我々のような観客席で感じる音場感は
>いらないとされているのかもしれません。
 
 クラシック音楽の録音を趣味にしていますが、演奏家よりホールの残響音のない
録音をしてほしいの要望が多いですね。そこで、オンマイクで録音したCD−Rを
演奏家に渡しています。理由を聞くと今後の演奏の参考にしたいので、演奏家が聴いているのとなるべく同じ音質でCD−Rを聴きたいとのことでした。
 私は、オンマイクとオフマイクをミキシングしたものを聴いています。オンマイクだけだと観客席で聴く音質と違ってきますね。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.0.3705; .NE...@actkyo090009.adsl.ppp.infoweb.ne.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家のオーディオ  ■名前 : KOBA  ■日付 : 04/12/11(土) 4:28  -------------------------------------------------------------------------
   ▼弦堂さん:
はじめまして
> クラシック音楽の録音を趣味にしていますが、演奏家よりホールの残響音のない
>録音をしてほしいの要望が多いですね。そこで、オンマイクで録音したCD−Rを
>演奏家に渡しています。理由を聞くと今後の演奏の参考にしたいので、演奏家が聴いているのとなるべく同じ音質でCD−Rを聴きたいとのことでした。
> 私は、オンマイクとオフマイクをミキシングしたものを聴いています。オンマイクだけだと観客席で聴く音質と違ってきますね。

普通は弦堂さんのように市販ソフトはかようなミキシングが普通ですよね
カラヤンはB&Wをお使いであったそうですが、B&Wの技術者に「どう
してオケの1人1人の音がはっきりわかるスピーカーが作れないのか?」
と言われたそうです。
これも観客席では、ホールの残響もあいまってそんなに高分解能で聞こえる
ことはありませんし、むしろ混ざり合ったハーモニーを聴いている我々とは
捕らえどころが違うようです。

そういえば前にテレビでゲルギエフさんの特集が組まれていました。
自宅のゲルギエフさんのプライベート部屋が映し出されていましたが、
スピーカーもブックシェルフのもので、オーディオセットも普通のもの
であったようです。

それも机を背にして壁に置かれて、後ろ向きに聴かれていたようです。
机での書き物もたくさんおありでしょうから忙しくて、ゆっくりスピ
ーカーと向き合って聴けるような時間はないのだろうと思いました。

小澤さんも同様な感じでした。スピーカーはハーベスかスペンドール
に見えましたが。

ps
拙宅のELAC 310JUBILEEはハンガリー放送交響楽団の主席フル
ート奏者の方がわざわざ本国のオケでのオーディオマニアに電話して
くれてELACの新しいものがいいと推薦してもらったものです。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@server12.janis.or.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家のオーディオ  ■名前 : GOU  ■日付 : 04/12/10(金) 23:54  -------------------------------------------------------------------------
   ▼KOBAさん:
>先日あるクラシック演奏家のお宅でオーディオを聴かせて頂きました。
>正直きつい音だと感じました。
>こういうことは演奏系のお宅で何回か経験しています。
>こういった音は少なくとも観客席では聞こえません。
>ステージでいつも近接音ばかり聴いている(聴かされている)演奏家
>と我々リスナーとは、無意識に再生音に求めるものは違うところがある
>ようです。
>それとまずパースペクティブというのは関心をお持ちでありません。
>音のチェックができれば、我々のような観客席で感じる音場感は
>いらないとされているのかもしれません。
>
>最近はあまり見かけませんが、高名な演奏家太鼓判のオーディオです
>といったメーカーの広告がありましたけど、演奏家どおしで選ぶ場合は
>ともかく、そのインプレはあまり参考にならないのかなと思っています。

こんばんは
私も、前々から疑問に思っていました。理屈?から云ったら
ヴァイオリン、ヴィオラなどは、左耳だけ強烈な直接音に曝されていると
思います(顎から伝わる振動も凄いでしょう)し、
ピアノは客席と弾いてる演奏者とは90度位
向きが違うわけですから、音の位相だって違っているのではと思います。

だから、演奏家だから、オーディオが判るって云うのは、
どうも疑問です。逆にオーディオマニアも、演奏家の「思っている音」
は、判って無いと思います。
此処に、音楽家にオーディオマニアが(殆ど)居ない理由が有ると私は思います。
クラッシックでは、むしろその曲の背景解釈にとても気を使い、オーディオ的な
音の出方には無頓着な事が多いのかも知れません。

ですが、音楽家によっては、客席で、どのように音が響くがを考えて
音を出している。と云いますし、ホールの好みも音楽家、指揮者で色々
有ると聞きますから、両者を繋ぐ接点が有るんでしょうけど・・

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@ZG071117.ppp.dion.ne.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家のオーディオ  ■名前 : KOBA  ■日付 : 04/12/11(土) 4:02  -------------------------------------------------------------------------
   ▼GOUさん:
こんばんは
>私も、前々から疑問に思っていました。理屈?から云ったら
>ヴァイオリン、ヴィオラなどは、左耳だけ強烈な直接音に曝されていると
>思います(顎から伝わる振動も凄いでしょう)し、
>ピアノは客席と弾いてる演奏者とは90度位
>向きが違うわけですから、音の位相だって違っているのではと思います。

おそらく耳の年齢劣化の兼ね合いからは、あれだけ強烈な音を鼓膜
の近くで耳にしていれば我々以上に年齢による高域聴取能力の低下
は激しいと思います。
演奏家の一部にはそのためかスーパーツイーターを付加している
ケースもあるようです。

>ですが、音楽家によっては、客席で、どのように音が響くがを考えて
>音を出している。と云いますし、ホールの好みも音楽家、指揮者で色々
>有ると聞きますから、両者を繋ぐ接点が有るんでしょうけど・・

上のカラヤンではありませんが、自身や他人の演奏のチェックが主目的
でしょうから、求める音も違うのでしょうね。
特に指揮者は客席の音を想像しながらやられていると思いますが、奏者
の方は日常的には客席で全体を聴いているのと違ったバランスで聞こえて
いるはずです。
音楽家のお宅できちんとしたフリースタンディングでパースペクティブ
の豊かな再生をされているケースにこれまで出会ったこともありません。
壁接着に近い状態の方ばかりでした。
プロの演奏家でオーディオマニアの方は極少数のようです。
数少ない演奏家の方のオーディオの話をしても、リスナー側の我々とは
ちょっと視点がずれているようです。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@server12.janis.or.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家のオーディオ  ■名前 : GOU  ■日付 : 04/12/11(土) 11:17  -------------------------------------------------------------------------
   ▼KOBAさん:
こんにちは

>おそらく耳の年齢劣化の兼ね合いからは、あれだけ強烈な音を鼓膜
>の近くで耳にしていれば我々以上に年齢による高域聴取能力の低下
>は激しいと思います。
>演奏家の一部にはそのためかスーパーツイーターを付加している
>ケースもあるようです。

でも、不思議ですね・・・。音楽家は一般に年を重ねるほど、
音楽に磨きが掛かると思います。高域の聴力が減退しているので
在れば、特にヴァイオリンなどかなり差し支え有ると、単純に
思ってしまうのですが・・・。
もしかして高域の情報は余り音楽に関係無いのでは。と言ってしまう
と飛躍しすぎですが・・。
そういえば、単純すぎかも知れませんが、海外の有名な音楽学校(大学院)
などの教授は、お年を召した方が多いですね。テレビでそういった番組
見る限り。

耳のF特や高域低域限界など、音楽を知る上では全く関係無いのかも
知れませんね。

>上のカラヤンではありませんが、自身や他人の演奏のチェックが主目的
>でしょうから、求める音も違うのでしょうね。
>特に指揮者は客席の音を想像しながらやられていると思いますが、奏者
>の方は日常的には客席で全体を聴いているのと違ったバランスで聞こえて
>いるはずです。
>音楽家のお宅できちんとしたフリースタンディングでパースペクティブ
>の豊かな再生をされているケースにこれまで出会ったこともありません。
>壁接着に近い状態の方ばかりでした。
>プロの演奏家でオーディオマニアの方は極少数のようです。
>数少ない演奏家の方のオーディオの話をしても、リスナー側の我々とは
>ちょっと視点がずれているようです。

オーディオ好きにも、聴き方が色々有るように、音楽家にも色々
有るんですね・・・。カラヤンはCDを絶賛した事は有名ですが
一人一人の分解能に重きを置いた事は、とてもその趣向にマッチした事だと
思いますね。
一方で、小澤征爾さんは、誰かオーディオ評論家に、
音楽家は、音を混ぜようと努力しているのに、何故オーディオマニアは
分解して聴こうとするのか?と聞いた事が有ったそうです。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@ZG071117.ppp.dion.ne.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家のオーディオ  ■名前 : KOBA  ■日付 : 04/12/11(土) 12:57  -------------------------------------------------------------------------
   ▼GOUさん:
こんにちは
>でも、不思議ですね・・・。音楽家は一般に年を重ねるほど、
>音楽に磨きが掛かると思います。高域の聴力が減退しているので
>在れば、特にヴァイオリンなどかなり差し支え有ると、単純に
>思ってしまうのですが・・・。
>もしかして高域の情報は余り音楽に関係無いのでは。と言ってしまう
>と飛躍しすぎですが・・。

ベートーベンではありませんが、難聴でも演奏できるそうですから
耳が悪くなっても聞こえれば何とかなるのかもしれませんね。
若い頃からの経験も生きるのでしょう
>音楽家にも色々
>有るんですね・・・。カラヤンはCDを絶賛した事は有名ですが
>一人一人の分解能に重きを置いた事は、とてもその趣向にマッチした事だと
>思いますね。
>一方で、小澤征爾さんは、誰かオーディオ評論家に、
>音楽家は、音を混ぜようと努力しているのに、何故オーディオマニアは
>分解して聴こうとするのか?と聞いた事が有ったそうです。

日頃生音に接しているかような大家でも趣向が違うようですから、
演奏家にとっても唯一絶対のオーディオなんかはないということですね。
基本的な能力+の部分は演奏家といえども我々と同じく、好み・趣向と
いうことなのでしょうね。
小澤さんはどう見てもオーディオに関心があるようには見えませんでした。
ゲルギエフも。
演奏家とオーディオの話をしても、お使いの製品のメーカーすらわから
ない方も少なくありませんでした。
有能な演奏家にとっては優れたオーディオ装置はいらないのかもしれま
せんね。
普通であればそんなお金があれば楽器その他別のところに使うのでしょう

私のようにうさぎ小屋+でも自宅でコンサートを堪能している気分に
なるためにはオーディオは切実な問題で、部屋の響きやスケール、音場感
(音の包まれ感等)は切実な問題です。
演奏音のチェックなどは必要でなく、コンサート(ライブ)の疑似体験こ
そが我々リスナーが最重視する観点なのかと思います。
演奏家とは例えば、低域の分解能が高く、音階がはっきり聞き取れるとか
といった表現ではコミュニケーションしにくいです。
音場感というものは皆目眼中にないようです。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@server12.janis.or.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家とオーディオ鑑賞  ■名前 : 小林  ■日付 : 04/12/12(日) 2:55  -------------------------------------------------------------------------
   ▼KOBAさん:
>小澤さんはどう見てもオーディオに関心があるようには見えませんでした。
>ゲルギエフも。
>演奏家とオーディオの話をしても、お使いの製品のメーカーすらわから
>ない方も少なくありませんでした。
>有能な演奏家にとっては優れたオーディオ装置はいらないのかもしれま
>せんね。
>普通であればそんなお金があれば楽器その他別のところに使うのでしょう

私の個人的感触では、大部分の演奏家は我々よりも圧倒的に「生演奏」の方に重きを置いていて、再生音楽など、「記録媒体としての缶詰音楽」ぐらいにしか考えていないように思える節があります(もちろん例外も少しくらいはあるでしょうが、私の友人の演奏家はすべてそうです)。

オーディオに対する思い入れが我々とは比較にならないくらい軽いのだと思います。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@zaq3d2e6dc8.zaq.ne.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家とオーディオ鑑賞  ■名前 : KOBA  ■日付 : 04/12/12(日) 14:49  -------------------------------------------------------------------------
   ▼小林さん:
こんにちは パラゴン関係ではお世話になりました。

>私の個人的感触では、大部分の演奏家は我々よりも圧倒的に「生演奏」の方に重きを置いていて、再生音楽など、「記録媒体としての缶詰音楽」ぐらいにしか考えていないように思える節があります(もちろん例外も少しくらいはあるでしょうが、私の友人の演奏家はすべてそうです)。

あるJAZZジャイアントの方が「日本人はレコードばかり聴いていて
ライブを聴かなくてダメだ」と発言されていました。
でも、あんなワンワン響くホールで酒もタバコもやらずにじっと座って
音の悪いPAを通した音、しかも演奏内容も往年はともかく、ヨレヨレ
の衰えたJAZZ演奏をお金と時間を使って聴きに行って後悔したこと
があります。
やはりJAZZはダイレクト感、大ホールで聞くモノではないなと感じ
ました。
アメリカならともかく、今でも日常的になかなか好みの演奏家はそう
来日するわけでもありませんから、相変わらずソフト再生は重要な音楽
鑑賞方法と感じています。

>オーディオに対する思い入れが我々とは比較にならないくらい軽いのだと思います。

クラシック演奏家の中にも生演奏こそが最高で、オーディオで聞いている
のは・・・といった発言を目にします。
しかし、正直つまらない演奏も少なくなく、そんなものをお金を出して
仕事を早めに切り上げて時間を使って行って後悔というものも少なくあり
ません。
料理人の味の善し悪し評価ではありませんが、演奏の善し悪しがわかる
のは、私はともかく、日頃から多くのソフトで様々な演奏家のベストな
名演奏を多く聴いている皆様なのかな とも思うときがあります。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@server12.janis.or.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家のオーディオ  ■名前 : GOU  ■日付 : 04/12/13(月) 23:20  -------------------------------------------------------------------------
   ▼KOBAさん:
こんばんは

>日頃生音に接しているかような大家でも趣向が違うようですから、
>演奏家にとっても唯一絶対のオーディオなんかはないということですね。
>基本的な能力+の部分は演奏家といえども我々と同じく、好み・趣向と
>いうことなのでしょうね。

そう思います。好み、趣向による判断は誰にも逃れられないんだと
思いますね。
他の人には、きつい音でも、その人には、丁度良い音で有る事も有るので
しょうね。これは、別段、演奏家のオーディオに限った訳でも無い様に
思います。少々キツク聴こえないと物足りないと言う方は、私の周りにも
結構居ます。

>有能な演奏家にとっては優れたオーディオ装置はいらないのかもしれま
>せんね。
>普通であればそんなお金があれば楽器その他別のところに使うのでしょう

やはり音楽家は、音楽を創るのが目標(目的)で創ってしまった後の事は
おそらく余り重要でないのでしょうね。
スコアが有れば、音楽が聴けると言う音楽家も居る位ですから、私たちの
様な、大げさな?機械で音楽を聴こうとは考えないんでしょうね。

>私のようにうさぎ小屋+でも自宅でコンサートを堪能している気分に
>なるためにはオーディオは切実な問題で、部屋の響きやスケール、音場感
>(音の包まれ感等)は切実な問題です。

私の場合も、その辺の所は、とてもオーディオを聴く上で重要です。
ただ、コンサートホールの再現などは端から無理と認識した上で、相似形
の音を求めています。(タンノイで!笑)


>演奏家とは例えば、低域の分解能が高く、音階がはっきり聞き取れるとか
>といった表現ではコミュニケーションしにくいです。
>音場感というものは皆目眼中にないようです。

演奏家は楽器の至近で直接音ばかり聴いていると思いますから、音場感
と言っても何の事か、イメージ出来ないのかも知れませんね。

でも、私も音場感を適切に判って居ないです。
この言葉、少し曖昧すぎますね。この言葉に普遍的な認識が存在するのか
少々疑問です(すみません、話がそれてしまいました。)

▼prof.kumakumaさん:
こんばんは
>ヴァイオリンの場合、ほぼ全員、年を取ると音自体は滅茶苦茶になると思います。
>倍音がきちっとコントロールできないとか音程が不安定とか。レベルダウン
>の早さは個人差はありますがピアノと比べて10年から20年早いという
>印象です。

10年だと下手すると、名を得る頃には既に聴覚は減退している事
も有るんですね。
しかし、どうも、聴覚劣化、即音楽家としてダメと成らないのは、聴覚は
ただの1ファクターに過ぎないと言う事なんでしょうね・・。

この話題ってとても奥が深いですね・・。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@ZG071117.ppp.dion.ne.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家のオーディオ  ■名前 : prof.kumakuma  ■日付 : 04/12/12(日) 5:50  -------------------------------------------------------------------------
   ▼GOUさん:
>高域の聴力が減退しているので
>在れば、特にヴァイオリンなどかなり差し支え有ると、単純に
>思ってしまうのですが・・・。

ヴァイオリンの場合、ほぼ全員、年を取ると音自体は滅茶苦茶になると思います。
倍音がきちっとコントロールできないとか音程が不安定とか。レベルダウン
の早さは個人差はありますがピアノと比べて10年から20年早いという
印象です。駄目になる理由として、もともと不自然な格好で演奏する楽器
だからという意見もありますが、KOBAさんの意見と同様に自分も聴力の低下
も原因のひとつと思ってます。

弦楽四重奏だと30年くらい合わせ続けて、ようやく、4人が完璧な一つの楽器に
まとまると思いますが、音の美しさという面ではいろいろ難しいですね。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.23; Mac_PowerPC)@EAOcf-345p183.ppp15.odn.ne.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家のオーディオ  ■名前 : prof.kumakuma  ■日付 : 04/12/12(日) 4:47  -------------------------------------------------------------------------
    確かに音楽家でオーディオが趣味の人は少ないですがKOBAさんが言うほど
皆無でもない感じです。一般のクラシックのコンサートゴーアーズに置き換えても
オーディオに興味を持つ人の率は同様に少ないと思うのですね。

>最近はあまり見かけませんが、高名な演奏家太鼓判のオーディオです
>といったメーカーの広告がありましたけど、演奏家どおしで選ぶ場合は
>ともかく、そのインプレはあまり参考にならないのかなと思っています。

B&Wは結構クラシックの有名人を宣伝に使っていて、
エリオット・ガーディナー、アルフレッド・ブレンデルの家にN803か
N804が置いてある広告が海外の音楽雑誌であります。
NHKのあるインタビューではゲルギエフの後ろにはB&Wのトールボーイが、
見えてました。ゲルギエフくらい世界中と飛び回っているとオーディオどころか
CDを買う暇もないであろうし、彼の持ち物か疑問。
あとレコ芸ではリンが毎回、音楽家を変えて広告を出してます。
 ポゴレリッチはマグネパンのスピーカーを使っているはずだし、ソーナス・
ファーブルのガルネリ・オマージュの最初のペアか次のペアだったかは
名手アッカルドに捧げられていると思いますよ。
 数年前にBBC MUSIC MAGAZINEでは、いろいろな音楽関係者の部屋のオーディオ
システムを取材する企画がありましたが古典的英国オーディオ、BBCモニター
新しくてもプロアックのタブレット使いくらいで、大掛かりなシステムは
少なかったですね。
 海外の雑誌でプロの音楽家のオーディオルーム訪問みたいな企画がない理由の
一つにセキュリティー上の事もあると読んだことがあります。
(泥棒に狙われたら大変ということ。)

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.23; Mac_PowerPC)@EAOcf-345p183.ppp15.odn.ne.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家のオーディオ  ■名前 : KOBA  ■日付 : 04/12/12(日) 14:58  -------------------------------------------------------------------------
   ▼prof.kumakumaさん:
>B&Wは結構クラシックの有名人を宣伝に使っていて、
>エリオット・ガーディナー、アルフレッド・ブレンデルの家にN803か
>N804が置いてある広告が海外の音楽雑誌であります。
>NHKのあるインタビューではゲルギエフの後ろにはB&Wのトールボーイが、
>見えてました。ゲルギエフくらい世界中と飛び回っているとオーディオどころか
>CDを買う暇もないであろうし、彼の持ち物か疑問。
>あとレコ芸ではリンが毎回、音楽家を変えて広告を出してます。
> ポゴレリッチはマグネパンのスピーカーを使っているはずだし、ソーナス・
>ファーブルのガルネリ・オマージュの最初のペアか次のペアだったかは
>名手アッカルドに捧げられていると思いますよ。

ガルネリはたしかに取説に誇らしげにそう書いてありました。
B&Wもいいように想像すると、多くのクラ収録のモニターで使われる
からそれにしておくのが一番わかるからとも思いますし、悪く想像する
とある種の商業性が感じられます。
いずれにしても、一流オーディオ機器をポンとプレゼントされるという
ことは大家の証なのかもしれませんね。

そういえば欧州の有名サッカーチームのスポンサーに車のアウディが
ついて、選手全員の車が希望するアウディの各車となっていました。
これも商業性の観点から、所属選手にはスポンサーのものを使ってもら
わないと困るのでしょう。
某皇室の方がVWをお乗りであったときに、日本カーメーカーの社長
が特注でも何でも提供させていただくので、国産のそのメーカーの車
に乗り換えて欲しいような発言をされていたのを見たこともあります。
これも商業性のなせる発言なのでしょうね。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@server12.janis.or.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家のオーディオ  ■名前 : prof.kumakuma  ■日付 : 04/12/12(日) 21:29  -------------------------------------------------------------------------
   ▼KOBAさん:
>B&Wもいいように想像すると、多くのクラ収録のモニターで使われる
>からそれにしておくのが一番わかるからとも思いますし、悪く想像する
>とある種の商業性が感じられます。

正直言ってB&Wの場合は商業性の方しか感じませんけどね。

オーディオの面白さって、自分の考えではミニチュア模型の面白さ
なのですよ。音楽を聞くという行為とは違う部分もあります。
出来上がってしまえばプロの演奏家にとって録音は過去のもので
しかないのでしょう。
油彩の画家がヴィンテージカメラに興味を示さないには誰も驚かないのと
同様に少数の例外を除き、音楽家がオーディオに興味を示さないのは
当たりまえだと思います。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.17; Mac_PowerPC)@EAOcf-345p183.ppp15.odn.ne.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家のオーディオ  ■名前 : KOBA  ■日付 : 04/12/12(日) 23:44  -------------------------------------------------------------------------
   ▼prof.kumakumaさん:
こんばんは
>オーディオの面白さって、自分の考えではミニチュア模型の面白さ
>なのですよ。音楽を聞くという行為とは違う部分もあります。

同感です。いいも悪いもオーディオをやっていてそういった
面は昔から私もあります。生を聴きに行っていつもこんな広大な
パースペクティブや、生楽器のスピードは出ないなあといつも
反省しきりというかあきらめしきりです。

>出来上がってしまえばプロの演奏家にとって録音は過去のもので
>しかないのでしょう。

同じことを下の日本のオーディオでのレコードJAZZ演奏を中心
に聴くJAZZエンスーを批判していた大家も同じ趣旨のことを
述べられていたようです。それは自分の音楽活動の一断面にすぎな
いとか。
言われることもよくわかりますが、残念ながら他界された往年の
大家のみならず、現行の大家も連日追いかけながら聞き続けることは
なかなか難しいです(T_T)。

>油彩の画家がヴィンテージカメラに興味を示さないには誰も驚かないのと
>同様に少数の例外を除き、音楽家がオーディオに興味を示さないのは
>当たりまえだと思います。

聴衆と演奏家とはだいぶ接点が少ないとのことなのですね。
クラシックはいつも聞き手の観点で録音をやっています。
ソフトは聞き手が家庭で楽しむもので、演奏の細かなチェック用や
演奏者が他人の演奏を参考にするためのモニター用ではありません
から。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@server12.janis.or.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  ■名前 : 胡桃  ■日付 : 04/12/13(月) 16:55  -------------------------------------------------------------------------
   ソフトをどのように楽しむかは、ユーザーの自由であって、そのように規定されるものではないと思いますが。モニターしたり演奏家がどういう風に演奏したりするのかをチェックする楽しみ方だってあるし、そういう方もいらっしゃるんですよ。
オーディオとか音楽というものは答えが一つではありませんからね。

<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja-JP; rv:1.4) Gecko/20030624 Netscap...@TTNfi-01p1-84.ppp11.odn.ad.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : (雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  ■名前 : 先天性頓馬  ■日付 : 04/12/12(日) 13:50  -------------------------------------------------------------------------
    たいていの演奏家は、オーディオに主体的に関心を持って取り組むくらいなら演奏への準備に時間をかけるというのが実情でしょうね。音楽を聞くにしても、我々のように楽しみのためではなく、仕事の一環という位置づけになってしまうのかも・・・。もちろんオーディオに深く傾倒されている演奏家もたくさんいらっしゃるでしょうが、私の知る限りでは(クラシックの演奏家ばかりですが)そういう方々はやはり音場感・空間表現にはほとんど関心を持っていないようです。

 しかし、一般のファンの方でも、例えばTANNOYでクラシックを楽しまれているような方は、現在でもスピーカーの間にラックをびっしり置いているようなセッティングをされているケースが多いようですね。こういう方は、そもそも空間表現よりも楽器のダイレクトな質感や音色に重点を置いているのではないかと思います。
 そして、恐らく演奏家がオーディオに求めているものもそれと似ているのではないでしょうか。ある演奏家の方は、空間表現の追求など不可能を無理して求めているだけであって失うものの方がはるかに大きい、そもそも現代のオーディオは完全に間違った方向に走っていると発言されています。それが正しいかどうかは別として(個人的にはこの発言自体には演奏家としての傲慢な思い上がりを感じていますが)、現在のオーディオの方向性と演奏家がオーディオに求めるものとが食い違ってきているということは無視できない要素かもしれません。

 そもそもパースペクティブ重視という方向性はディジタル録音時代に入ってからのものではないかと思うのですが(違っていたらごめんなさい)、メーカーの誘導かどうかはともかく、要はマニアの方の音の聴き方・志向が変わってきたということではないでしょうか。オールドファンの方々からよく耳にするご意見には、最近のオーディオは「音が細い」「音圧が感じられない」「透明感が人工的」「存在感が希薄」といったものがあります。おそらく求める音のあり方自体が昔とは違ってきているということなのでしょう。

 私は、結局はバランス感覚ではないかと考えています。もちろんどちらに重点を置くかは個人の嗜好によると思いますが、空間表現に耳が行き過ぎることには個人的にはちょっと(多分余計な)不安を感じています。つまり、現代のオーディオのパースペクティブ重視の姿勢は、もしかしたら空間表現としては正しくても実際の楽器はこんな音ではないなどという極端な結果を生み出してはいないかと・・・(単なる思いつきですから重大にとらないでください)

 いずれにせよ、ステージ上での特殊な位置でばかり音を聞いている演奏家のインプレが、一般のオーディオファンの指針になるとは必ずしもいえないことは事実でしょうね。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@ed157.AFL56.vectant.ne.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  ■名前 : KOBA  ■日付 : 04/12/12(日) 14:23  -------------------------------------------------------------------------
   ▼先天性頓馬さん:
含蓄のあるお話です。1週間かかりましたが、新しいガルネリの
設置部屋で以前の和室のような音場感が出るようになりました。

> 私は、結局はバランス感覚ではないかと考えています。もちろんどちらに重点を置くかは個人の嗜好によると思いますが、空間表現に耳が行き過ぎることには個人的にはちょっと(多分余計な)不安を感じています。つまり、現代のオーディオのパースペクティブ重視の姿勢は、もしかしたら空間表現としては正しくても実際の楽器はこんな音ではないなどという極端な結果を生み出してはいないかと・・・(単なる思いつきですから重大にとらないでください)

以前にあるオーディオ開発者の方と一献させていただいたときに、
その方から「音場感なんて言われているけどそんなもの必要なの?」
と言われました。
それに対して「必要かどうかは個人の趣向の問題ですが、昔とは収録
方法が変わって、パースペクティブ情報が十分再現できるような情報
が収録できる方法がとられています。したがって、再生装置にもかよ
うな収録された音場情報までも再生する能力が要求されるのはある
意味当然のことと思います。鶏と卵の関係に似ていますね。いらない
とされて機器を開発されるのも自由でしょうが、現代録音の必要な情
報が欠落して再生される装置となる恐れがありますね」と答えた覚え
があります。
商業ライブ録音されているホールの天井を見てください と。

デッカツリー、フィリップス、ショップス方式いずれも音場情報が
綺麗に2chに記録されてます。議論の部屋で訳していただいた
オーディオフィジックにもあるようにいにしえのRCA録音にも
かような情報が収録されているようです。
自分で試しても同様です。どうやって音色やハーモニーのみならず、
ホールの包まれ感を収録できるか知恵を絞るのも楽しいです。
残念ながら拙宅でもJBLホーンのような装置では、使いこなしの問題
も絡んでいるのか、ガルネリのようなパースペクティブは到底再現
されません。
他方先天性頓馬さんと同感のタンノイから再現されるようなある種の
ダイレクト感は感じます。
うちにも別の部屋にタンノイ・サンドリンガムを導入しましたが、
80年代後半から 特に90年代以降のクラシック収録モノや音楽の
部屋の加古隆作品なんかでは正直つらい音場感がだいぶ失われた再生
となってしまっております。(別の魅力と大きさも適切で購入しました)
部屋の中央付近において再生もしてみましたが、これも使い方の問題
もあるかもしれませんが、到底ガルネリのようなパースペクティブ、
各社音場録音の違いが現れませんでした。

現実には難しいですけど、例えばタンノイプレスティッジ系とアバロン
とか、それより小型でも現代スピーカーとの両刀使いをすれば新旧ソフ
トに対応する幅広い再生環境が整えられるのではないかと思います。
それがいいかどうかはともかく、POPSやJAZZでも最近の録音の
中にはパースペクティブ情報が収録されたものがありますね。

本題とのからみでは、こういう話は演奏家の方とはほとんど通じません
ので話す意味もなく、話すことはしません(^_^;)

ps
QRDのような音響拡散板をスピーカーの背後に置くと、音場感の醸成
に多大な効果がありますけど、背後を作りつけ本棚、ソフト棚にすると
似たような効果があることがわかりました。
お金もかからず一石二鳥で大変よかったです。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@server12.janis.or.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  ■名前 : KOBA  ■日付 : 04/12/12(日) 17:24  -------------------------------------------------------------------------
   ▼先天性頓馬さん:
補足です。
> そして、恐らく演奏家がオーディオに求めているものもそれと似ているのではないでしょうか。ある演奏家の方は、空間表現の追求など不可能を無理して求めているだけであって失うものの方がはるかに大きい、そもそも現代のオーディオは完全に間違った方向に走っていると発言されています。それが正しいかどうかは別として(個人的にはこの発言自体には演奏家としての傲慢な思い上がりを感じていますが)、現在のオーディオの方向性と演奏家がオーディオに求めるものとが食い違ってきているということは無視できない要素かもしれません。
> いずれにせよ、ステージ上での特殊な位置でばかり音を聞いている演奏家のインプレが、一般のオーディオファンの指針になるとは必ずしもいえないことは事実でしょうね。

その方の趣旨がわかりませんが、その演奏家の方は録音方法について
言及されているのでしょうか?
もし現代のパースペクティブも重視されたオーディオを否定されたと
いうことは、パースペクティブ情報収録方式にも批判的なのでしょうか?
あるいはいにしえの楽団員ひとりひとりにマイクを設置したマルチマイク
録音が明晰でいいとされているのでしょうか?
今年オケをマルチマイクで録音しましたけど、再生音はぺったりしていて
いつも録音情報を交換させていただいているmakiharaさんにお送りできる
ような作品には仕上がりませんでした。
音場が収録されたX型マイクのものをお送りさせて頂きました。
こちらの方が客席で聴いているイメージに近いまま聴くことが
できました。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@server12.janis.or.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  ■名前 : 先天性頓馬  ■日付 : 04/12/12(日) 19:02  -------------------------------------------------------------------------
   ▼KOBAさん:
>その方の趣旨がわかりませんが、その演奏家の方は録音方法について
>言及されているのでしょうか?
>もし現代のパースペクティブも重視されたオーディオを否定されたと
>いうことは、パースペクティブ情報収録方式にも批判的なのでしょうか?
>あるいはいにしえの楽団員ひとりひとりにマイクを設置したマルチマイク
>録音が明晰でいいとされているのでしょうか?

レスありがとうございます。

前回の私の発言は、あくまで再生側の話です。
KOBAさんが仰せのとおり、60年代のクラシック録音においても、現代の優秀な装置を上手にセッティングすれば、パーステクティブ情報を十分に再生できるソースがたくさんありますね。しかし、再生機器において空間表現に重点が置かれ始めたのは、私見では(確信はありませんが)80年代以降ではないかと思っています。つまり、それまでは録音側ではそうした技術はあったものの、再生側においてそれに注目されていなかったというところでしょうか。

空間表現の追求を否定した演奏家の発言も、あくまでオーディオ再生に関するものであり、録音について語られたものではありません。もっともその演奏家は、録音においてもパースペクティブ情報などよりもっと大切なものを録って欲しいと思っているのかもしれません。
(余談ですが、これが自分は演奏家だから正しいという論理で語られたものだから、個人的にはカチンときました)

私は録音に関してはずぶの素人なので録音かくあるべきなどと語るには全く不相応ですが、個人的には収録された情報にパーステクティブ情報も十分含まれているというのは素晴らしいことだと思います。それをどういうバランスで再生しようとするかが、オーディオを楽しむ醍醐味のひとつだと思っています。
そのバランスが個人の嗜好によって異なるのは当然のことですが、演奏家の求めるバランスと最近のオーディオマニアの求めるバランスとでは、どうやら誤差とはいえないくらい乖離が拡大しているのではないかという気がしています。果たしてそれがどういうことを意味するのか、私には分かりません。(とは言っても、演奏家側の志向に合わせなければならないなどとは思っていませんが・・・)

とりとめのない話となってしまいましたが、そもそもオーディオに限らなくとも、演奏家の望むものと聴衆が望むものとでは違いが存在してしまうのが普通なのでしょうね。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)@ed157.AFL56.vectant.ne.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  ■名前 : 胡桃  ■日付 : 04/12/12(日) 19:08  -------------------------------------------------------------------------
   演奏家の大半は、モニター調の音を好むと思います。ただし、たぶん、忠実再生なんてものが実現できると思っている人は少ないと思いますし、スタジオモニター以上は求めないような気もします。あくまでも私見ですが。

<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja-JP; rv:1.4) Gecko/20030624 Netscap...@TTNfi-01p1-145.ppp11.odn.ad.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  ■名前 : KOBA  ■日付 : 04/12/12(日) 23:22  -------------------------------------------------------------------------
   ▼先天性頓馬さん:
こちらこそレスありがとうございます。
>私は録音に関してはずぶの素人なので録音かくあるべきなどと語るには全く不相応ですが、個人的には収録された情報にパーステクティブ情報も十分含まれているというのは素晴らしいことだと思います。それをどういうバランスで再生しようとするかが、オーディオを楽しむ醍醐味のひとつだと思っています。

もう一度自分のオーディオを考えさせられます。
JAZZ中心であったころは、タンノイの古いシステムは折り返しホーン
と箱なりの影響から低域が不明瞭になりがちで、好みではなかったのです。
ところが実際にホールで聴くとそんなに明瞭に聞こえることはないです。
今はタンノイの音もある種の音源では好きなシステムになってしまいました(^^;)
またkumakumaさんもお書きになられているように、録音でも明晰に録音する
のが、必ずしもホールでのコンサートを自室でミニチュア的疑似体験に繋がる
ものではないことを痛感しています。
おっしゃる音場と音像の密度感のようなもののバランス、今後も留意して
録音・再生していこうという再考になりました。ありがとうございます。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@server12.janis.or.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:(雑談モード)マニアの志向の方が変わったのでは?  ■名前 : KOBA  ■日付 : 04/12/14(火) 17:31  -------------------------------------------------------------------------
   ▼先天性頓馬さん:
こんにちは いろいろ情報ありがとうございます。
昔のレコードの時代には、多くがモジュラーステレオや家電メーカー
のシステムコンポで聴かれていて、今よりも明瞭度が劣った再生環境も
少なくなかったのだろうと想像します。
したがって、録音も大多数の聴取環境ではっきり聞こえるように、
今以上にオンマイクのパターンが多かったのだろうと思います。
あるいは今でもテレビ用の収録も明瞭度重視で、パースペクティブ
よりも明瞭度重視ではないかと想像します。

>空間表現の追求を否定した演奏家の発言も、あくまでオーディオ再生に関するものであり、録音について語られたものではありません。もっともその演奏家は、録音においてもパースペクティブ情報などよりもっと大切なものを録って欲しいと思っているのかもしれません。

その大切な部分はどのようなものなのか興味がありますね。
またその演奏者の方が求めている録音方法がわかりましたらお教え
ください。
単なる自慢ですが、好きなJAZZベーシストの加藤真一さんらの
演奏を録音させて頂きました。加藤さんはお世辞かもしれませんが、
ご自身のベースの録音を大変気に入られて、永久保存ソフトにして
いただきました。
ベースアンプもお使いなのですが、なるべくかような電気増幅音は
入れたくなかったので、ウッドベースから50センチ前後のところ
に単一指向性のコンデンサ・マイクをベースアンプに向けないよう
に設置して録音させていただきました。
ドラムはこのマイクへ回り込んだ音で自然にバランスが取れていました。
加藤さんもマイクとの距離を意識して演奏していただきました。
お使いの1800年代のコントラバスの音色がよく収録できたようです。
クラシックですとかような方法は自分でも行いません。
録音にもクラシック用途、JAZZ用途、ROCK用途があると感じて
います。

>とりとめのない話となってしまいましたが、そもそもオーディオに限らなくとも、演奏家の望むものと聴衆が望むものとでは違いが存在してしまうのが普通なのでしょうね。

私も皆様の書き込みを拝見して勉強になりました。ソフトの購入者は演奏者
よりも圧倒的に我々リスナーが多いと思います。
したがって、録音も、また再生装置の開発もハード機器の発展に合わせて演奏
家の大多数の好みよりもリスナーのその時代時代の多数の趣向に沿ってなされ
ているんだろうと思います。
10年後、20年後にはどのような録音や再生装置が出現するのでしょうね。
マルチが圧倒的に普及するのかどうか?

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@server12.janis.or.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家のオーディオ  ■名前 : kuri  ■日付 : 04/12/13(月) 21:37  -------------------------------------------------------------------------
   ▼KOBAさん:
>先日あるクラシック演奏家のお宅でオーディオを聴かせて頂きました。
>正直きつい音だと感じました。

KOBAさんこんばんわ。日々近くで自分の楽器に接している以上は当然の事なのでしょう。
例えばドラマーであればライドの表面からの透き通ったスティックとのピング音、タム
の微小な胴鳴りやサスティンは普通演奏者にしか聞こえません。
彼等のオーディオの調整はそれらが少しでも聞こえるようにしているだけで、きつい
音と言う事ではなくて自分が聴いてる楽器の音に近くしているだけかと思います。

観客席側の自然な音を重んじる大半のオーディオファンからすれば、主に自分の
楽器のプレイバックとしてオーディオを利用している演奏家を例に挙げるのは、
無理があるかも知れません。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98; Win 9x 4.90)@p16180-adsau12honb5-acca.tokyo.ocn.ne.jp>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:演奏家のオーディオ  ■名前 : C.K  ■日付 : 04/12/13(月) 21:51  -------------------------------------------------------------------------
   >楽器のプレイバックとしてオーディオを利用している演奏家を例に挙げるのは、
>無理があるかも知れません。

まったく同感です。
聴き所が違う以上、同列に論じることはできないとわたしも思います。

自分の聴き所を明らかにせず、自分にはこう聴こえたという個人の
ものさしでものを言っても何の論議にになりませんから! 残念!!

いろんな要素を丸め込んでいる再生には魅力がないものだ、斬り!!!

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@FKHnni-05S2p180.ppp12.odn.ad.jp>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    通常モードに戻る  ┃  INDEX  ┃  ≪前へ  │  次へ≫    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                                 Page 661