Page 61 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼EAR 899 ふにお 03/2/19(水) 7:44 ┣Re:EAR 899 初心A 03/2/19(水) 19:57 ┗Re:EAR 899 O-Y 03/2/21(金) 8:34 ─────────────────────────────────────── ■題名 : EAR 899 ■名前 : ふにお <sanjunio@yahoo.co.jp> ■日付 : 03/2/19(水) 7:44 -------------------------------------------------------------------------
| 新製品の899もかつてのEARと同様高い評価を得ているようですが、 869と音はどのように違うのでしょうか?かなり価格がジャンプする ので気になります。どなたか比較試聴されたことがある方がいたら教えてください。 また、869はシングルの純A級ということですが、869はパラレルシングルエンドプッシュプルとあります。パラレルプッシュプルというのはわかるのですが、 パラレルシングルとはどうなっているのでしょうか? |
| ▼ふにおさん: 前座のコメントです。真打ち登場を私も待ちます。 >また、869はシングルの純A級ということですが、869はパラレルシングルエンドプッシュプルとあります。パラレルプッシュプルというのはわかるのですが、 >パラレルシングルとはどうなっているのでしょうか? パラレルは並列。シングルエンドプッシュプルはSingle Ended Push-Pull のことだと考えます。パラレルは出力用真空管もしくは半導体を並列に使用したことを 意味しているものと思われます。SEPP(パラレルシングルエンドプッシュプル)はトランジスタ・アンプの設計法の本をひもとくとかならず出てくる基本的な回路です。 今の市販の半導体アンプはこの回路方式が主流です。真空管では出力トランスをなくした所謂真空管OTLアンプはこの方式が主流です。真空管SEPPで出力トランスを持ったものも当然考えられます。 |
| ふにおさん、今日は。 EAR899について、ちょうど少し前、オーディオショップで店員さん がデモ用にあれこれ接続しているのを見、ついでに音が出たところを 少し聴いたことがあるのですが(その時のスピーカーは、確かB&Wの トールボーイ型で、型番が分かるまで形状は覚えていない)、なめら かで高域に艶があり、低域も雄大な感じと思いました。 その前の869との比較は、これは聴いたことがなく分かりません。 回路の違いについて、前のRESの初心Aさんは、謙遜されて「前座の コメントです。真打ち登場を私も待ちます」と仰っていますが、適切 と思います。 それで蛇足ですが、869の「シングルの純A級」のシングルと、「シ ングル・エンデッド・プッシュプル」(SEPP)のシングルの意味につ いて記しますと、 「シングルの純A級」は、「A級シングル」の強調した表現と思いま すが、1つのパワーデバイス(パラ(並列)も等価的には、より大出 力の1つのデバイスとみなせます)で構成され、1つのデバイスから 当然ながら1本の出力線で出力が取り出される、「1本の出力線」の 意味です。「1つのデバイス」のイメージもありますが、回路動作と しては出力線の数になります。 「シングル・エンデッド・プッシュプル(SEPP)」の場合は、2つの パワーデバイス(これもそれぞれパラでも等価的には2つ)で構成し、 動作はプッシュプルですが、2つのデバイスの出力線が1つに結線 (エンデッド)され、やはり「1本の出力線」という意味があります。 その前に古くからあったプッシュプル出力トランスを用いるプッシ ュプル回路のように、2つのデバイスから2本の出力線でトランスに 入る回路(プッシュプル信号がトランスで合成され、二次側で出力端 子となる)の「2本の出力線」に対して名付けられたと思います。 2つのパワーデバイスから出力線が1本にまとめられれば、あとは インピーダンスマッチングのためトランスが繋がっても、初心Aさん が仰るようにSEPP回路です。実際、この回路例(金田式マッチン グトランス付300B−SEPPパワーアンプ、MJ誌、'00年12月号)も あります。 |