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 ▼WE555レシーバーについて  KOBA 06/2/17(金) 0:12
   ┣Re:WE555レシーバーについて  KOBA 06/2/17(金) 1:35
   ┗Re:WE555レシーバーについて  たけのこ 06/2/17(金) 21:55
      ┗Re:WE555レシーバーについて  KOBA 06/2/18(土) 1:37

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 ■題名 : WE555レシーバーについて
 ■名前 : KOBA
 ■日付 : 06/2/17(金) 0:12
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   ▼たけのこさん:
よく内容を見ますと、当初の音数うんぬんからはまったく別内容となって
しまいましたので別スレにさせていただきました。
多の方もWEオリジナルシステムが聞けるショップをご紹介いただければ
幸いです。
>      ミッド    WE555W+WE12Aホーン

WE本が届きましたので、いろいろ調べましたらありました。
ところでWE555レシーバー 日本での現役のころおいくらであったかトリビアです。
1932年当時5万であったそうで、5万もあれば当時は家が50軒買えたそうです。
フルエピローグなんてものではありません。
定期メンテも必然メニューで、これもかなり高価であったようです。

特許は1926年、1929年にそれぞれ取られています。ダイアフラムはアルミ合金で
すでにアルミニウム・リボン線によるエッジワイズ巻きがなされていたというの
も驚きます。
ダイヤフラムの正中線の真ん中がM字型でエンボスを途中で反転させているよう
です。強度と放熱も考慮されていたようです。
内側にはオイル浸透のシルクにフェノールを含侵したライニングが貼ってあり、
ダイアフラムにワニスで強力に接着されているようです。3.17キログラムの
繰り返し応力にも耐える業務用ならではの、高耐久性をもったもののようです。
エッジはタンジェンシャルです。
この強度の取り方は現在のJBLの業務用ドライバーの放射線状加工も彷彿します。
エキサイター型ですので、別に電磁石用電源が必要ですが、タンガーバルヴ(
拙宅での仕様)では、艶の乗った澄み切った音、セレン整流器では柔らかくしっ
かりした音、水銀整流管では引き締まったデリケートな音、バッテリーでは近代
的な切れ込みの音になると解説されています。

12Aホーンはステージ天吊り用の木製ホーンだそうです。音道は3.35メートル、
指向性は水平30度、垂直40度。かなり厚みがあるようで、555レシーバー
込みで90.6キロにもなるようです。
555をダブル使いできるアタッチメントもあったようです。
これをスクリーン上部に、13Aホーン+555をさらに舞台下のオーケストラボッ
クスに設置して、主力の2W程度のアンプで、数百人〜2千数百人規模の劇場の
隅々まで音を轟かせたとのことです。


当時に遡って、ステレオともなれば2本で家100軒、ホーンで家50軒 アン
プで家100軒 ひとつの団地ができるほでですね。
当時の家庭装置からするともはやまったく別格の装置であったようです。
故山中敬三さんも フルレンジレシーバーは今レベルではナローではあるが、
声に関しては、それこそ声帯が見えるような「恐るべきリアリティー」であった
と記されておられます。
リースであったというのも頷けます。
東洋ウェスタンの技術員であった故伊藤喜多男さんによると、メンテには並々な
らぬ努力を要するようで、映画館を1個買い取って、当時のオリジナルフィルム
を鳴らすのが一番。LPを聴こうというのはそれからの話で、それには計り知れ
ない努力を要すると言われています。
ペットを飼うようなものどころか、赤道上や北極の動物を日本の室内で飼うよう
なもの並の度量と努力、経済力が必要に見えます。

FM放送の開発といい、室内音響を1章にわたって解析されています。
はじめてWEの音を聴き、WEの原書を見せて頂いた26歳の際にも末恐ろしさ
を感じたものですが、やはり国策産業でもあっただけに、ただならぬ技術の集積
を感じます。

もし政府に解体されていなくて、デジタル時代にもWEが続いていたら、今の
デジタル音源もどうなっていたかわかりません。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:WE555レシーバーについて  ■名前 : KOBA  ■日付 : 06/2/17(金) 1:35  -------------------------------------------------------------------------
   書き忘れです。
勝新の座頭市等日本映画にもウェストレックスとの最後のテロップに
よく入っています。

ところで、最初のWEとの出会いは渋谷LOFT内で開業していたウェス
タンサウンドインクが陳列していたWEアンプ群です。
22歳のころで、当時はWEどころか真空管アンプなどレトロなもの
を酔狂に・・・程度の認識でありました(^^;)
どう見てもゴミ捨て場から拾ってきたのかというようなオンボロに見
えたアンプに100万単位の値付けをされていて驚きました。
店員にこれは値付け間違いですか?と聴いたほどです。
当時は自作spの構築に熱を上げ始めた時期でJBL123でもミッドに使
えないかと模索していた時期でした。

伴侶曰く こんな汚そうに見えるものは買わないで
私    死んだら購入価格以上で高く売れるのはWEだからいいもんだよ
     現行ハイエンドでは二束三文になるよ
伴侶   じゃあ 買ってもいいけど、死んだらすぐ売る!
私    ・・・・・(T_T)

時間を置いて
私 こっちはWEの歴代真空管がみんな載っているよ
  WE300Aは初期型の写真が欠けているね。エイフルさんで聴いたWE212
  があるよ。
伴侶 このWE205Dは丸くてかわいいね。これなら買ってもイイヨ
   どのアンプに挿すといいの?
私  ・・・・・
   (心の中でまた作るのか・・・)

オーディオフェアにて
大場のアバロンデモにて
伴侶 このSP音いいね これ買いたいね
私  これは新しいアバロン・ダイアモンドというものでね。
   大変高いものだよ
伴侶 タンノイ・サンドリンガムよりこっち買っておけばよかった。
私  オイオイ 幾ら値段が違うと思っているの?
   使っている300Bシングルでは鳴らないよ。
伴侶 アンプも選んで
私  ・・・・・ チミの6畳間では飽和するよ・・・

アキバの某オーディオ店にて
伴侶 このアンプカッコいいね。こういうのっていいよね
私  これはジェフローランドのコヒレンスというプリアンプだよ
伴侶 幾らかなあ (値札を見る)・・・いらない・・・
うちは価格などを言わないと際限がないようです。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:WE555レシーバーについて  ■名前 : たけのこ  ■日付 : 06/2/17(金) 21:55  -------------------------------------------------------------------------
   ▼KOBAさん:
WEの解説有難うございます。WE本は面白そうですね。
当時のオーディオに対する執念の凄まじさが判るようです。

こちらで改めて紹介しておきます。
WEが聴けることで有名な広島のお店、純音楽茶房「ムシカ」です。
http://presscity.hp.infoseek.co.jp/cafe-minami-musica.htm

純音楽茶房「ムシカ」は広島駅の在来線口より徒歩で十分位のところです。

オーディオシステムの構成は ツウィーター WE597A
              ミッド    WE555W+WE12Aホーン
              ウーハー   WETA4181A+TA7395
              アンプ    WE41,42
となっています。

私も昨年末に行って、フルトヴェングラーの「第九」を聴かせて頂きました。
普通のオーディオとは全く異次元の世界の音です。目の前でフルトヴェングラーが指揮しているのが見えるようです。言われなければ五十年前のモノラル録音とは全く判りません。それから三楽章の例のホルンが気にならないのには驚きました。

開店直後に行ったときは、いわゆるレトロな映画館のサウンドであまり感心しなかったのですが、昨年末のときは見違えるような音になっていました。
やはりウエスタンといえども、私たちのシステムと同じく、オーナーの音楽に対する愛情とオーディオの情熱が音に反映されるようです。

WEの凄さ、MONOの魅力、フルトヴェングラーの素晴らしさをお聴きになりたい方、是非お訪ねになることをお勧めします。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)>
 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re:WE555レシーバーについて  ■名前 : KOBA  ■日付 : 06/2/18(土) 1:37  -------------------------------------------------------------------------
   ▼たけのこさん:
>WEの解説有難うございます。WE本は面白そうですね。
>当時のオーディオに対する執念の凄まじさが判るようです。

またWE関係でご質問等あれば調べます。本のみならずオーソリティも
おられます。
まさしく別格である一方、悲しい音調のWEシステムも現実に目にして
います。
内外や自作のWE300Bアンプなど聴いたものの大半がWEオリジナルアンプ
のベストな音調とは明らかに違うと感じるものでした。
拙宅のお譲りした自作は多少片鱗がありましたが、現用のものはオリジ
ナルWEとは違う音調です。

映画産業等の好況もあって、数千時間で無条件に今ならオールドで1本
15万程度、新品でも4万する真空管をどんどん消耗もしていないのに
交換していた時代を背景にしているものですから。今のは球にやさしい
動作を の反面 かようなWE的なるものは出ないようです。

2000人規模のホールの左右奥の末席までリアリティのあるボイスを
届けるためのシステムですから当然でありましょう。
大半の上記アンプや現行トランジスターの一部では、ボケボケでかような
用途には向かないものもあるようです。
ALTECアンプやマランツなら多少は合いましょうが、C11 C22等マッキン
民生用などはボケボケさせてしまう水と油のような組み合わせに思われます。

言い換えると、こういったシステムは10畳20畳で聴くようなものでも
ないようです。たぶん強すぎる、きついとかのインプレになってもおかしく
ないかもです。
うちのはあえて用途から狭隘な部屋でも聞きやすい音調のサンバレーさんの
ものを改造してもらっています。もうすぐコンデンサーが新しくなります。
室内楽では家族にも好評なアンプで狙い通りで、WEではうちでは飽和して
しまうでしょう。
群馬のエンスーはご自宅とは別にWEシステムだけの家をお持ちです。
聞きやすかったとすれば調整不良のおそれが想定されます。

近時の是枝さんの536VのKR300Bアンプでは合うかもしれません。
使いこなしの難しさをクリアされているとすれば、相当なエンスー、見え
ないご苦労の連続であったでしょう。
広島は3回ほど訪れていますが、食い気でお好み焼きだの牡蛎だのをむさぼ
っておりまして・・・機会があればムジカにお邪魔させていただきたいと思
います。
ご紹介ありがとうございました。

<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)>
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